- うお
- うお【魚】〔古くは「いを」とも〕魚類の総称。 さかな。
「~市場(イチバ)」
~心あれば水心あり⇒ 「魚心」の句項目~と水魚と水のように, 親密な間柄。 水魚の親(シン)。~の釜中(フチユウ)に遊ぶが若(ゴト)し〔後漢書(張綱伝)〕煮られるのも知らず魚が釜(カマ)の中で遊んでいるように, 身に大難が迫っているのを知らずにのんきにしていること。 釜中の魚。~の水を得(エ)たよう能力を発揮できる場や環境を得て, 生き生きと活躍するさまのたとえ。 また, 親密な交情のたとえ。~の水を離れたよう頼りにしているものを失ってどうしようもないさまのたとえ。~の目に水見えずものに交わってなれてしまうと, 善悪美醜の区別ができなくなることのたとえ。 自分の身近に関することは, かえって気がつかないこと。~は鯛(タイ)〔魚は鯛に限る, の意〕その類の中で最も優れたもの。 花は桜木人は武士。 木は檜(ヒノキ)。~を得て筌(ウケ)((ウエ))を忘る〔荘子(外物)〕魚をとってしまえば, 魚とりの道具のことは忘れてしまう。 目的を達してしまうと, その手段となったものの功労を忘れてしまうというたとえ。ヴォ外来語を書き表すときに用いられる片仮名表記の一。→ ヴ
Japanese explanatory dictionaries. 2013.